オープンカーはルーフを開けて、風を感じながら走るのが醍醐味。

思いっきり外の風が入ってくるわけで、エアコンフィルターなんて不要でしょ!って感じなのだろうか、初代のNAから現行のNDに至るまで、ロードスターには伝統的にエアコンフィルターが装備されていない。

とんでもない!

オープンでドライブするのが好きな人を否定しているわけではなく、あくまでも私個人の趣向の話なんですがね。

オープンカーが大好きなんですよ。幌を閉じたオープンカーのデザインが(笑)

そう、世の中には私の様な変わり者もいるわけで、オープンカーを所有しているからと言って、誰もがルーフを開放して走るとは限らないのである。

それに、以前所有していたNBを買って間もない頃、外気でエアコンを回しながら工事現場を通った際に、車内が砂だらけになったと言う苦い思い出もあるので、エアコンフィルターは必須装備だと思っている。

まあ、これがトラウマで何に乗ってもほとんど内気循環でブロアを回すクセが付いてしまったため、無くてもある意味差し支えはないのかもしれないが…

さあ、今回はNDロードスターにエアコンフィルターを追加するためのアダプターを取り付けてみようと考えたわけですが、フィルターの取り付け自体は結構多くのサイトで解説されているので今更感がありますよね。

今日紹介したいのは、実はフィルターではない。

フィルターはおまけネタで、ちょいと工具を一つご紹介します。

■意外とキズが付く内装剥がしを見直そう

■フィルターの取り付け作業

■意外とキズが付く内装剥がしを見直そう

さあ、まずはこちらが今回取り付けるNDロードスター用のエアコンフィルターAssyです。

ヤフオク!などで色々な物が売られていますが、それぞれの構造を比較してみると、一番適した構造のフィルターはコレではないかと。

おまけに価格に対するクオリティでも群を抜いている印象を受けます。

こちらのフィルターは5400~6400円程度で売られている遊DesignLaboと言うブランド名の商品ですが、付属するフィルターが花粉対応か否かで1000円程違うみたい。

製作者兼出品者の方の説明によると、モノタロウブランドのダイハツ用フィルター(説明書に品番なども記載されている点も良心的。寸法がわかれば他社製でも可)をカットして使うとの事で、綺麗にカットする自信がない人向けに交換用のフィルター単品も同時出品している。

コストパフォーマンスに優れる点でも優秀ではないでしょうか。

実際に届いた物を確認すると、3Dプリンターで作成されていると言うだけあって、見掛けは繊維質な感じで脆そうに見えるのですが、製作者の方には失礼だが強度チェックのためにギューッと曲げる力を加えてみても結構ガッチリしているので心配はなさそうです。

さあ、このフィルターには丁寧な説明書がついているので、買ってしまえばインターネットでわざわざ取り付け方法など探さなくても迷う事はないと思います。

…が、作業手順よりカウルパネルにキズを付けずにカバークリップを外すのが、この作業の最大の難関だと思っている(笑)

そこでご紹介したいのがこちら!

安価でそこそこ高品質な工具を取り扱うストレート金属製内装剥がしシリーズの1つ。

その名も「こじ郎」シリーズだ!

今回は内張りこじ郎を買ったが、クリップこじ郎キャリパーホジ郎などと言った酷いネーミ…あ、いや、ユニークな名前の商品もある。

いやいや、金属製の内装剥がしなんて冗談じゃない!って思うでしょう?

私も初めはそう思いました。

一般的な樹脂製の柔らかい物でもキズを付けずにカバーや内装パネルを剥がすのは難しいし、キズ防止にマスキングテープで養生しても押さえた痕が残ったりするわけで、マイナスドライバーなどが良い例で、金属製で抉ったらキズだらけになるに決まっている。

それが、そうはならないんですわ。

KTCの樹脂製内装剥がしと比較すると結構小さい。

金属製だと何が良いのかって点ですが、強度があるので力を掛けても曲がり難く、更に先端を薄く作れるので非常に狭い隙間でも差し込み易い。

曲がり難いと言う事は抉っている最中に曲がって抜けたり、必要以上の角度に動かさなくても良いので無駄な力も掛からず作業性が良い。

また、表面には滑らかで綺麗なメッキが施されており、滑りが良いのでキズが付き難いと言うわけだ。

それでも信じられないと言う人も多いかと思いますが、まずは目立たない部分で、騙されたと思って是非使ってみてください!

もう樹脂製には戻れなくなりますよ、マジで。

実演も兼ねて、フィルターの取り付け作業でご紹介しましょう。


■フィルターの取り付け作業

新車となると、こんな部分でも、僅かなキズでも気になりますよね。

まあ、それも最初の1~2ヶ月ってところだとは思いますが、しばらくは何をするにもちょっと丁寧に作業したい(笑)

では、金属製の内装剥がしを実際に使って作業してみましょう。

 

1.カウルパネルのカバーを確認

こちらがカウルパネルのネジカバーです。

良く見ると、小さな切り欠きがありますので、ここに工具を差し込んで抉ります。

ワイパーアームは上げておかなくても作業に影響はありません。

2.内装剥がしでカバーを取り外す

ここでストレートの金属製内装剥がしが登場です。

先端は細く、薄く作られているので、切り欠きに先端を合わせてグッと押してみましょう。

そもそも、これくらいなら先端を使って抉る必要もなく、軽く押し込んだだけであっさり外れてしまう。

尚、カウルパネルは運転席側と助手席側で2分割されており、取り外す必要があるのは助手席側だけです。

3.カバー下のビスを外す

写真では分かり難いのですが、カウルパネルにも、カバーにもキズ1つついていません。

金属製の内装剥がしは表面の滑りが良いので、軽く押しただけで奥まで滑り込み、カバーくらいならポロッと外れてしまうのが特徴だ。

ビスが見えたら、後はプラスドライバーを使って普通に外してやるだけ。

4.ウェザーストリップを外す

赤丸の位置は実はテキトー(笑)だが、裏側に4~5か所ほど爪で留まっているだけ。

下を覗き込むか手さぐりで爪を探して、指で摘まみながらウェザーストリップを上に引っ張ってやれば簡単に外れます。

5.カウルパネルを取り外す

ウェザーストリップを邪魔にならない程度取り外したら、カウルパネルを全体的に手前へ引っ張ります。

バチンッと音がして爪が外れますので、後はワイパーアームに気を付けながら取り外すか、軽くめくる様にして内部を確認してみましょう。

6.謎の枠を取り外す

内部には、エアコンフィルターでも取り付けようとして、途中で気が変わったかの様な枠があります(笑)

後付を想定しているのか、何なのかわかりませんが、赤丸の位置に2か所クリップで留まっているので、内装剥がしで抉って取り外しましょう。

7.フィルターAssyを嵌め込む

Assyなのでこんな感じですが、白いフィルター部分は分離出来ますので、フィルター交換時は前述したダイハツ用フィルターをカットして差し替えてやればOKです。

ピッタリ嵌っていますが、この状態では固定されていないので、先程取り外した枠で押さえましょう。

8.完成

枠を載せて、両脇のクリップを留めてやればまるで純正の様な見た目です。

一般的なエアコンフィルターに比べてちょっとサイズが小さめなので、交換頻度はどんなもんでしょう?

製作者の方の説明によると、半年に1回程度とは言うものの、内気循環をメインで使用して、時々外気導入と言った感じであれば1年に1回や車検ついでにお願いするくらいでも良いかもしれませんね。

要は使用状況によるかな?と。

 

今回使用したストレートの内装剥がし他形状のラインナップもありますので、用途に応じて数種類揃えておくのも良いかもしれません。

お勧めの工具ですよ!


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