みなさん、タイヤカバーは使っていますか?

中には庭に積み上げているとか、屋内でもお構いなしに放り込んでるって人もいると思いますが、やはり綺麗に洗っていても床に直置きはちょっと抵抗がありますし、屋外に置きっ放しにするのも防犯上は好ましくありませんよね。

また、サーキット走行を趣味にしている人なら、車に予備のタイヤを積み込んで移動する方も多いですが、これもやはり家族や友人が座るかもしれない座席の上に直置きするのはばっちいです(笑)

行く時は綺麗に洗ったタイヤを積んでいても、走行後はタイヤカスや泥が付着したまま載せる事になるので不衛生ですよね。

しかしタイヤカバーって結構高いですし、何より被せるのがすごく面倒だったりと、買っても結局あまり使わないまま放置しているって話も良く聞きます。

安価で、使いやすいカバーがあれば使いますかね?どう?

◆丈夫で長持ち!競技屋さん御用達カバー

◆安価で機能性に優れたお買い得カバー

■丈夫で長持ち!競技屋さん御用達カバー

安価で使いやすいタイヤカバーの前に、公式競技に参加している方やサーキット走行が趣味の方に人気の高品質カバーを見てみましょう。

私が知る中で結構使っている人が多いのは、ジムカーナやラリー系のパーツショップで有名なアルファ(リジッド)のカバーです。(※公式サイトはレスポンシブデザイン非対応の古典的なページなのでスマホでは見難いです。PCでアクセスする事をオススメします。)

タイプは薄手と厚手の2種類、カラーバリエーションもオーダーカラー含め数種類から選択可能となっていますが、安い方のカバーはそれなり…かな?と。

おすすめなのは高価な方の「ヘビーデューティータイヤカバー」の方で、厚手のかなり丈夫な生地で作られているので少々地面で擦ったり、手で思いっきり引っ張ったくらいではビクともしないくらいしっかりしています。

こんな感じでタイヤカバーを付けておけば、押し入れや物置はもちろん、車に積んで持ち運ぶ時も汚れなどを気にする必要もない。

ただ、ちょっと難点なのが1枚2000円にもなる価格と、継ぎ目がないループ形状なので、最大適合サイズ付近の大きなタイヤになると結構被せるのが大変と言った欠点が。

私がRX-8で使用していたタイヤは265/35R18と大きなサイズだったため、LLサイズのカバーでもピッチピチでぐいぐいと押し込む様に被せていました。。。

また、手提げなども無いので両手でヨイショと担がなければならなかったりと、機能性の面ではイマイチかな?と言うのが本音です。

ただし耐久性は抜群なので、汚れてきたら洗濯にも耐えますし、頻繁にタイヤの着脱をしたり持ち運ぶ事が多いヘビーユーザーにとっては劣化による買い替えの頻度を抑えられるのでむしろ経済的かもしれません。


■安価で機能性に優れたお買い得カバー

持ち運んだりしないとか、時々サーキットへ行く程度だからそこまでの耐久性は必要ないので、もっと被せやすくて機能的な安価なカバーの方が良いな~って人も多いでしょうから、保管用に買ってみたお買い得カバーも紹介しましょう!

こちらがAmazonで見付けた激安タイヤカバー

4枚セットで保管や持ち運びの際にディスク面のキズ防止に役立つフェルトパッドまで付属して、価格はなんと5000円以下となっています。

ZATOOTOとか言うAmazon限定ブランド?との事で、ハンドルカバーアウトドア用品なども扱っている様ですが、何て読むんだ?(笑)

ザトート?ザトゥートゥ?ズァトォートゥォ…ずぃあとぅおおとぅぉぉ…(もういい)

開封してみるとこんな感じで、カバー本体は無地の黒。(同シリーズで黒/赤と黒/青のツートンもある)

付属している十分な大きさのフェルトパッドは18インチ以上にも対応します。

カバー自体の対応サイズもマジックテープで調整可能で幅広く、14~20インチ、幅も175~255(インチと幅の組み合わせによる)となっているので、主流の195/55R15265/35R18くらいまでは問題なく使えそうです。

生地はリジッドの高価なカバーに比べると薄手ではあるものの、同価格帯で販売されているペラッペラの透けて見える様な生地ではなく、内側にも当て生地が縫い付けてある二重構造だったりと、結構作りはしっかりしています。

巻き付けるタイプのカバーなので被せるのも簡単♪

タイヤを載せたら両側から引っ張ってぐるりと一周させてやるだけ。

主な固定はマジックテープとなるので、一部は重なる様に巻き付けてからペタッと貼り付けてやればOKです!

ちなみに205/55R15のサイズでも僅かに大き過ぎるくらい。

もっと大きなタイヤだと気にならないと思いますが、小さいサイズだと張り付いているマジックテープの面積が少ないので、持ち上げた時に剥がれないかちょっと心配ですが意外と大丈夫。

余った生地はこれくらい重なってます。

15インチのタイヤだとかなり余裕がありますね。

生地にはゴム紐が入っているので、弛んだりする心配はありません。

被せた状態はこんな感じ。

ほら、どう??被せてしまえばビシッとして、結構良い感じじゃないですか。

見た目は上等なタイヤカバーと変わらないでしょう?

このサイズだと僅かにカバーが大きいのでマジックテープを緩めに留めていますが、それ程ぶかぶかな感じでもないので対応最低サイズは195/55R15くらいで考えておけば大丈夫でしょう。

この状態で付属のフェルトパッドを正面から差し込む様に取り付けてやればご覧の通り。

大切なディスク面をしっかり保護出来るので、物置や押し入れに重ねて保管する時や、持ち運ぶ時もキズを心配しなくて済みますね♪

フェルトパッドだけでも結構良い値段するので、これがタイヤカバーのセットに含まれていると言うだけでもかなりお買い得な印象。

タイヤカバーを被せた後は、物置に収納したり車に積み込んだりする時に便利な手提げが付いているので持ち上げやすい。

安物のカバーだと手提げが付いていても、本体の生地が薄く持ち上げて運んでいるとすぐに破れたりするのが心配ですが、こちらは生地がしっかりしているので全くそんな気配はありません。

さすがに大きめのタイヤを入れて勢いよく引っ張ったり、手提げを掴んで振り回したりなんて事をすれば耐えられないかもしれませんが、並の使い方であれば全く問題なさそうです。

ちなみに私は世間一般的な感覚だと異常に思われるかもしれませんが、7セットもホイールを持っているので、倉庫に収納できない分は仕方なく家の中で保管する事になるためタイヤカバーは必須アイテム。

このカバーを4セット持っており、最初に買った2セットは約4年使っていますが、今のところ劣化や破れはないのでコスパも良いですよ!

また、私は特に必要性を感じませんが、ホイールナットなどを収納できるポケットや、前輪・後輪・スタッドレスなどなど目印を付けておくのに便利なラベルも付属しているので、機能性も抜群じゃないでしょうか。

タイヤカバーを使用すれば、屋内の保管や車に載せて運搬する際にも汚れやキズを気にしなくて済みますし、長期保管する場合も直射日光に触れず劣化を抑えられると言うメリットもありますから、気になる方は是非検討してみてください。

高価なカバーである必要はないので、手頃な価格で使いやすい物が見付かるならおすすめです♪

上手く活用して部屋にタイヤを積み上げましょう!!