最近暑すぎて車の作業は全くやる気が出ない。。。
休日は出掛ける事さえ躊躇する季節ですよねえ。
まあ、今のところ仕様変更の予定はないし、故障などもなければ定期的なメンテをお店に丸投げして、あとは乗るだけって状態で夏を乗り切るのが毎年の恒例となっていますが。
お盆も過ぎて朝晩は少し涼しくなってきたようですが、車をいじる前にまずは夏にさぼっていた庭の手入れが先ですね(笑)
そうそう、今日は車の話題ではないのですが、猛暑続きで車をいじる気にならないので、代わりに夏の間は家の中でゴソゴソと作業をしていました。
主には部屋の模様替えなのですが、掃除をしている時に床に直置きしていたWi-Fiルーターを蹴飛ばして壊しちゃったんですよ。。。
買い替えるついでに、邪魔にならない位置に移設してスッキリさせてみたので紹介しましょう!
■ボロいWi-Fiルーター逝く
さあ、夏の間に部屋の掃除とマイルームの模様替えだぜぇ!!
…と張り切って、まずはリビングの掃除から始めたのですが、ノリノリでモップを掛けていたら床に直置きしていたWi-Fiルーターを派手に蹴飛ばして壊してしまいました(笑)
壊れたとは言っても、アンテナが2本折れただけ(?)なので問題なく通信は出来ているみたいなんですがね。
ただ、これも10年以上使用している旧式なので、この際買い換えちゃっても良いかな~と。
最近のWi-Fiルーターはセキュリティやら電波の飛ばし方(OFDMA?メッシュWi-Fiって何??みたいな(笑)やら未知の機能満載ですが、特に目立つのは通信速度で、一世代前の有線並の高速通信が可能な物も多くなりました。
メインで使用しているパソコンもボロいから、最新のWi-Fiルーターにしようが有線で接続しようが、肝心なパソコン側の処理が遅いので旧式ルーターでも特にデメリットは感じないのですが、通信環境をアップデートすればスマホの方は快適になるかもしれません。
Wi-Fiルーターを探すついでに設置方法などについて調べてみると、床に直置きしている人は結構多いようで、パソコンの周辺機器メーカーや家具メーカーからもケーブルやルーターを隠すボックスみたいな商品が販売されていて人気なのだとか。
とは言え、それでも隠すだけで床に置いている事に変わりはないわけで。。。
私の家のリビングも部屋のキッチン側の角に光コンセントがあるので、この位置にホームゲートウェイとWi-Fiルーターを置いて、観葉植物で目立たない様に隠している様な状態でしたが、掃除の際に毎回装置を持ち上げて移動させたりと面倒でした。
そこで何か良い方法はないかと考えていたら、光コンセントの付いている壁の高い位置ににボード用アンカーを取り付けて、ネジで固定する方法を閃いたってわけですよ!
会社やお店などは壁に設置してる所が多いですよねぇ。
あんな感じで壁に固定しちゃえば床はスッキリして掃除も楽になるってわけですよ。
ただし1つ問題があって、ホームゲートウェイとWi-Fiルーターは壁付けのブラケットがあるものの、我が家には固定電話があるので電話の親機をどうやって壁に設置すれば良いのか。。。
■情報配電盤をヒントに…
ここ10年くらいの間に建てた最近の住宅では、情報配電盤を設置する家が多くなりましたよね。
電気の配電盤は古い家にも当然ありますが、家に引き込んだ電気を各部屋のコンセントや照明に振り分けているのが配電盤。
厳密には、一般家庭にあるのは比較的低圧の電力を制御する分電盤と呼ばれる物だそうですが、やってる事に大きな違いはない。
対して情報配電盤は電気ではなく、テレビのアンテナ線や電話回線、LANケーブルなどの情報回線を一ヶ所に集めて各部屋に振り分けているボックスで、各部屋にテレビやパソコンを置いてあるのが当たり前となった現代の装備です。
昔はテレビアンテナなどリビングに1つ、モジュラージャックも玄関や廊下に1つなんて家も珍しくはなかったので、分岐アダプターを使用して家中にケーブルを引っ張り回したりと大変でしたが、現在では部屋に備え付けられたコネクタにケーブルを接続するだけで通信が可能なので接続も簡単で見た目もスマートですよね。
ちなみに、我が家は築15年ですが情報配電盤はありません…と言うか、テレビのアンテナ線と電話回線は全室付いているし、リビングと2階の広い部屋には光コンセントが付いているので、もしかすると屋根裏などにあるのかもしれないが見た事はない(笑)
まあ、それはともかく、情報配電盤の様に必要な物を一ヶ所に集めてボックスの中に入れてしまえば、それをまとめて壁に固定しちゃえばスッキリするんじゃない?って思ったわけです。
…となると、まずは購入するWi-Fiルーターのサイズや電話の親機、延長コンセント、各装置のACアダプタなど、一緒にボックスに収納する物のサイズを確認してボックスを選ばなければなりません。
そして今回、10年ぶりにWi-Fiルーターを買い直す際に驚いたのですが、最近のルーターはアンテナロッドが付いていない物があるようです!!(笑)
内臓アンテナで全方位に電波を飛ばせるそうで、本体もかなりコンパクトなのでボックスに収納するには好都合です。
また、念のためですが、電波を飛ばす装置を収納するので、電波を遮る金属製のボックスは避け、影響の少ない樹脂製のボックスを選びましょう。
っつー事で、私が購入したWi-FiルーターはバッファローのWSR-3000AX4Pと言うモデルで、2階への中継には同社のWEX-3000AX4と言うコンセント直挿しタイプの中継機を。
また、写真を撮り忘れましたが、内寸225mmx80mmx290mmの樹脂製配電ボックスを用意しました。
尚、我が家の電話機はパナソニックのVE-GDL480DLと言うモデルで、なんと親機は受信専用のルーターみたいな本体で、そこから各部屋の子機に飛ばすスマート設計となっています。
これらを延長コンセントと一緒に配電ボックスに収納しちゃいますよー!
設置方法なのですが、まずはネジ留め穴に合わせて位置決めをして、水平を出したら石膏ボード用のアンカーを捻じ込みます。
壁板の裏側に柱などが通っていれば直接ビス留めも可能ですが、石膏ボードに直接ビスを捻じ込んでも上手く留まらないので、壁に取り付けるナッターみたいな部品ですね。
んで、まずはボックスに収納しないソフトバンクのホームゲートウェイから。
付属のブラケットは直置きも壁付けにも対応できる2way仕様なので、壁に取り付けたブラケットに本体を引っ掛けてやるだけで設置完了となります。
そしてこちらが情報配電盤もどきとなるボックスなのですが、なるべくコンパクトにしたかったのでギリギリのサイズを買ったら、マジでギリギリでした(笑)
ACアダプタの上に装置を二段重ねにすると言うテキトーさですが、意外と安定しているので大丈夫でしょう。
ボックスには必要に応じてケーブルなどを通す穴開け加工をして、パズルの様に上手く装置を収納したら準備完了です。
穴開けには電動ドリルと、穴サイズの調整時にビット着脱の手間が省けるステップドリルがおすすめ。
無理やり押し込んだ感じでちょっと見た目は悪いけど、ケーブルに負荷を掛けないように注意しながら、なるべくスッキリ見えるように上手い事やりましょう。
■設置完了後の見た目は?
必要なケーブルや電源が接続されていれば、余程の事がない限り動作自体は問題ありませんが、気になるのはやはり見た目ですよね。
頑張って設置したのに、やめておけば良かった…なんて事になっては大失敗ですから。
お待たせしました。では、完成した姿をご覧あれ!
じゃーん♪
電源は下のコンセントから延長してボックス内に納め、光ケーブルも一度ボックス内を通してから上段のホームゲートウェイへ接続してあります。
また、ホームゲートウェイからはLANケーブルでWi-Fiルーターへ、モジュラーケーブルで電話の親機にも接続されており、ここから先はインターネットも電話も無線で各部屋に電波を飛ばす仕様となっています。
ちなみに、ボックス内部はちょっとごちゃごちゃしていますが、たまたま見付けたWi-Fiステッカーをボックスに貼り付ける事で内部が目立たないようにしてある(笑)
ついでに、普段は背丈ほどの観葉植物を前方に配置する事で、リビングに入って来てもボックスが見え難いので粗隠しはバッチリ!
仮に見えても、遠目には正面のWi-Fiステッカーが目立つので内部までは意識が向かい難く見た目としても悪くはないでしょう。
何より、床に直置きしなくなった事でモップや掃除機を掛ける時も、引っ掛かる物がないのでかなり快適になりました♪
直置きは見た目の問題もありますが、掃除の煩わしさや引っ掛けて壊してしまうリスクを軽減する目的でも、Wi-Fiルーターの壁掛けはおすすめです!
今時は固定電話を持たない人も多いと思うので、電話機がないなら配電ボックスを用意しなくてもWi-Fiルーターを壁に直接設置と言う方法もありだと思います。
部屋をスッキリさせたい方は是非挑戦してみてください。