今日は大した話題ではないのですが、NDロードスターにちょっとしたトラブルが発生しまして。。。

最近は走る時を除いては、週に1度くらいの頻度でコンディション維持のために動かしている程度ですが、先日ドライブしていると、少し荒れた道路でガサッ!とかゴトッ!と何かを擦る様な音が…

特に衝撃などは感じないし、メンバーなどフロア下の硬いフレーム部分をぶつけている様な音でもなく、フロントバンパー下のフラップを地面に擦る時の音に似ているのですが、どうも中央より後方から聞こえてくる。

念のためですが、私のロードスターは一般的な感覚では車高が低いのは間違いないですが、保安基準は満たしているので少々の事で車体底を地面にぶつける様な仕様ではない。

何か異常がある事は明らかなので、帰宅後にジャッキで持ち上げて覗いてみると、どうも車体中央付近のアンダーカバーが垂れ下がっている様に見える。

ぶつけた記憶はないが、割れたのだろうか?

◆カバーの交換と破損状態の観察

◆原因は排気管の放射熱?

■カバーの交換と破損状態の観察

っつー事で、破損したと思われるアンダーカバーを注文して交換する事にした。

マツダ純正品番N243-56-1B0のフロント・アンダーカバー。

部品名にフロントと記載はあるが、どちらかと言うと中央より後方寄りに取り付けられている部品である。

ちなみにこのカバーなのですが、SやNR-Aなどのグレードには装備されておらず、SSPやSLP、RSなどに標準装備されている部品です。(RFの装着グレードは未確認)

交換自体はM6のボルト5本で留められているだけなので大した事はないが、庭先で交換するには下に潜るのが大変である。

そこで、時々お世話になっている近所の整備工場へ行き、検査ラインのピットでサクッと交換してもらった。

念のために下回りも見せてもらったのですが、ぶつけた様な跡もないし、ステーなどが曲がっているわけでもなく、樹脂製のカバーのみの破損であった。

取り外したカバーがどうなっているのかと言うと、写真では分かり難いがこんな感じ。

左が新品のカバーで、右側が取り外した物である。

庭先で覗いた時は割れてぶら下がっているのかと思ったが、割れるどころか擦った跡さえなく、ただ歪んでいると言った症状。

こうやって確認すると分かり易いですが、矢印で示したカバーの中央付近が凹む様に歪んでいて、ちょうど指で摘まんでいる角の辺りが2cmほど垂れ下がって時々地面と接触していた様である。

まあ、ここが垂れ下がって最低地上高90mm以上を満たしていなかったとしても、指定部品に該当すると思われるので通常の車検は問題ない(競技などの車両規則は道路運送車両法とは別なので要確認)ですが、あまり気分の良いものではない。


■原因は排気管の放射熱?

トランスミッションの直下に位置するカバーですが、さすがにミッションの熱くらいで変形するもんかね?

触媒からも距離が離れているし…

…と思ったのですが、改めて確認するとPPFを留めているボルトにアクセスするための穴が開いているカバー後方が排気管に結構近いんですよね。

もしかすると、この熱で歪んだのだろうか?

と言うより、他に原因は考え難い。

さすがに完全に溶けたり燃え出したりと言う事はないと思いますが、排気管の熱が原因だとしたら何度交換しても確実に再発しますよね。。。

価格を抑えて最小限の装備となっているSはともかく、モータースポーツベースのNR-Aに装備されていないと言うのがちょっと気になる点で、もしかしてエンジンをぶん回して走る前提では熱に耐えられないとマツダは認識しているって事なのかな?(汗)

こんなモンの空力だのって言っても知れてるだろうから、だったら取り外してしまえば良いと思うのですが、カバーが付いているとミッション周りの汚れ防止になるでしょう?

だから、なるべくなら取り外すって選択肢は避けたいのよね。。。

部品自体は5000円前後なので大した値段ではありませんが、本来消耗品と言うわけでもない部品を定期的に交換しなきゃいけないって言うのもちょっとね。。。

みなさんのロードスターは大丈夫??