少し前にNDロードスターのお買い得グレードはどれか?と言った記事を書き、私の意見としてはSスペシャルパッケージが最もバランスが良いのではないかとご紹介しました。

もちろん個人的な意見なので万人が納得する結論とは思いませんが、とりあえずそこは置いといて…(笑)

記事の中で、質感で劣る部分は上位グレードの部品を流用すれば手軽且つ安上がりにグレードアップできますよとお伝えしているのですが、部品交換に工賃まで払っていたら、結局上のグレードを買った方がお得なんじゃないか?と考える人もいると思います。

まあ、確かにお店に依頼すれば工賃も掛かるのでお得感は薄れると思いますが、意外と簡単に交換出来る部品ばかりなので、自分で交換すると言う選択肢を加えてみるのは如何でしょうか?

今日はグレードアップで定番のデコレーションパネルと、コンソールリッドの蓋(アームレスト)の交換方法をご紹介したいと思います。

◆デコレーションパネルの交換

◆コンソールリッドの交換

■デコレーションパネルの交換

まず、デコレーションパネルってどこよ?と疑問に思う方もいると思いますのでご説明しましょう。

こちらがデコレーションパネル。

助手席側のダッシュボード下段から、エアコンのスイッチ周辺まで一体になっているパネルです。

これはSスペシャルパッケージの内装ですが、SやNR-Aも写真と同様のチープなプラスチックになっています。

これを、SレザーパッケージやRSなどと同じ、ステッチ入りのレザー張りに交換してみよう!

尚、品番は前期型の赤ステッチタイプが「N247-64-280C 02」で、後期型のシルバーステッチが「N380-64-280 04」となっています。

価格はどちらも約43000円と、ちょっと高めですが、交換後の満足度はそれなりに高いのでおすすめです。

交換も大した工具も必要なく、比較的簡単な作業なのでDIYデビューにも丁度良いかもしれません。

1.スカッフプレートを取り外す

最初に助手席側のスカッフプレートを取り外します。

爪で留まっているだけで、そんなに強い力も必要なく上向きに引っ張れば簡単に外れます。

矢印で示した両端の方をから中央に向かって約15cm間隔で引っ張って行けば爪が一つずつ外れるので、迷う事はないと思います。

2.足元側面のパネルのクリップを外す

これは見たまんまですね。

赤丸で示した位置に1つだけクリップが付いているので、クリップのロックを外して抜いておきます。

爪で上手く抜けない場合は、マイナスドライバークリップリムーバーを使うと簡単に外せます。

3.モールを一部浮かせて足元のパネルを外す

車種によってはベトベトのコーキングが塗られている場合がありますが、ロードスターは溝に挿し込んであるだけなので手や周りが汚れる心配はありません。

このモールで先程のパネルを押さえてあるので、写真の様に少し浮かせてください。

これで、あとは足元のパネルを手前に引っ張れば簡単に外れます。

4.デコレーションパネルのボルトを外す

足元のパネルを外すとデコレーションパネル下段のボルトが現れますので、10mmのソケットレンチで取り外してください。

このボルトが唯一のネジなので、後は全て手作業です!

5.ピラーのパネルを確認

あとはデコレーションパネルを引っ張れば外れそうに見えるのですが、ピラーのパネルが干渉しているので、このままでは外れません。

ピラーのパネル自体は引っ張れば簡単に外れますが、オシャレに塗装された部分があるので、気になる方はキズ防止にマスキングテープなどでガードをしておいてください。

6.ピラーパネルを外す

ピラーパネルはご覧の通り、引っ張れば簡単に外れます。

ただし、裏側にスピーカーの配線があるので、引っ張り過ぎない様に注意しましょう。

特に作業の邪魔にはなりませんので、完全に取り外す必要はありませんが、もし取り外すのであれば赤丸の位置にカプラーがあるので引き抜いてください。

7.デコレーションパネルを取り外す

ピラーのパネルを外したら、後はデコレーションパネルを外すだけです。

そこそこしっかり固定されていますが、ドア側からセンターコンソール側に向けて順番に引っ張って行けばご覧の通り。

エアコンスイッチ周りは念のため、キズ防止にマスキングテープなどを貼っておいた方が良いかもしれませんが、無暗に勢いを付けて引っ張ったりしない限りは特に問題ないと思います。

あとは交換用のデコレーションパネルと入れ替えて、逆の手順で組み立てれば交換完了です!

ご覧の通り、チープなプラスチックのパネルがレザー張りの高級仕様に♪

写真では地味な変更に見えますが、結構面積の広い部分なので視覚効果は抜群ですよ。

何より、単体で見るよりドアを閉じると、ステッチが揃ってデザインの統一感が出るのでかなりポイントは高い!

ほんと、他の部分は無理にアップグレードする必要もないと思いますが、ここだけはマジで交換しておくべきですよ(笑)

純正のパネルが高いと感じる方は、着脱方法がわかればレザー生地を買ってきて自作すると言う方法もありだと思います。


■コンソールリッドの交換

さあ、続いてコンソールリッドの蓋をご覧ください!

これなんですが、レザーパッケージやRSはクッション入りのレザー張りタイプになっています。

…が、ここを交換しても見た目はほとんど変わらないので、無理に交換する必要はないかも?なんて思ってるアナタ!ちょっと待った!

下位グレードは見た目こそ大差無くても、単なるプラスチックの塊なので、肘がゴリゴリして地味に痛いんですよ。

なるべくハンドルはしっかり両手で…なんて言っても、のんびり定速で巡航している時なんか、ついつい左手はシフトノブをナデナデしながらココに肘を置いてるって事も結構多いはず。

ここがカチカチか柔らかいかで快適性がまるで違うんですよ。

品番は「N243-64-450 02」で、値段は約13000円と、見掛けの割にちょっと高いですがおすすめなので是非!

1.シフトパネルを外す

デコレーションパネルに比べて少し難易度は上がりますが、それ程難しくはないのでご安心ください。

センターコンソールの裏側にアクセスする必要があるので、まずはシフトパネルを外します。

両手で矢印の辺りに指を掛け、上向きに引っ張ると爪が外れます。

シフトノブは反時計回りに回してやれば外れますので、パネルと一緒に取り外しましょう。

2.コマンダー(マツコネのリモコン部)を外す

続いて、シフトパネル後方にあるマツダコネクトのコマンダーを外します。

これもシフトパネル同様に爪で固定されているだけなので、矢印の辺りを掴んで上向きに引っ張ってやれば難なく外れます。

3.コマンダーのカプラーを外す

これはスイッチ盤なので、当然裏側に配線が接続されています。

赤丸のカプラーを引き抜いて、コマンダー本体は助手席側にでも置いておきましょう。

4.コンソール前方のビスを外す

次に、シフトパネル前方にあるビスを2本外します。

これは普通に見えるので特に説明の必要はありませんね。

プラスドライバーで外して、紛失しない様にだけ注意しましょう。

5.サイドブレーキレバーブーツの爪を外す

サイドブレーキレバーブーツが爪で留められているので、こちらも外しておきましょう。

これも爪の部分を指で摘まんで、軽く上に引っ張ってやれば外れます。

6.ちょっと休憩(笑)

ここまで外したついでにオマケのネタです。

赤丸の部分のナットを回せば、サイドブレーキの引き代調整が出来ます。

ジムカーナなどでターンを頻繁に行う方など、かなりの頻度で調整すると思いますのでお馴染みかもしれませんが…。

ちなみに、締め過ぎるとレバーを引いてないのにリアにブレーキが掛かっちゃったり、緩め過ぎるとサイドブレーキが効かなくなったりするので、良くわからない方は無暗に触らない様に(笑)

7.センターコンソールを浮かす

あとは引っ掛かる物は何もないので、センターコンソール後方の両脇を掴んで、上向きに引っ張りましょう。

パコッと簡単に浮き上がるはずです。

8.センターコンソールを取り外す場合は…

もちろん、センターコンソールを完全に取り外した方が作業性は良いのですが、特に困らないので無理に外す必要はありません。

もし、どうしても外したい場合は、サイドブレーキレバーを一杯に引き上げた状態でセンターコンソールを浮かせ、運転席側に向かって回す様に傾ければ取り外す事が出来ます。

ただ…私の場合はこの時点でバケットシートが付いていて外し難いので、このまま作業します。

9.コンソール裏側から蓋のネジを外す

センターコンソールを外さなくても、コンソールリッドの裏側を目視出来る程度には傾ける事が出来ますので、裏側から蓋のネジを2本外します。

コンソールリッドAssyで交換する場合は手前に見える銀色のネジが数か所にあるので、そちらを外せば丸ごと取り外せます。

今回は蓋のみなので、矢印の2か所を外してください。

10.表から蓋のネジを外す

次は、表から蓋を開け、赤丸のネジを外してください。

これは見えているので、特に説明は不要ですね。

11.蓋を取り外す

ネジを外せば簡単に蓋の上部だけ分離出来るので、特に説明する必要はないのですが、どんな感じになっているのかご覧ください。

この通り、ベース部分は残って、表面だけ取り換えると言う方法になります。

12.交換用の蓋を分解する

交換用の蓋を分解しましょう。

なんだかもったいない気がしますが、先程ご覧になった通り表面だけを移植する形となりますので、赤丸で示した4ヶ所のネジを外して分離してください。

あとは、逆の手順でコンソールを組み立てていけば、クッション付きのアームレストにグレードアップ完了です!

ちょっと取り外す部品やネジが多いのでデコレーションパネルより時間が掛かりますし、DIY慣れしていないと不安かもしれませんが、難易度自体はそれ程でもないので、ゆっくり確認しながら作業を進めていけば大丈夫です!

交換後の見た目は…

う~ん、パッと見た感じだと質感もそんなに大きな違いはありませんし、視覚的な効果は非常に薄いですね(笑)

しかし、運転席に座って肘を置いてみてください。

おっ?と、違いを感じて思わずニヤける事間違いなし!(笑)

以上の2つをグレードアップしておけば、とりあえず質感と快適性の向上はクリア出来るので、ロードスターでドライブするのがより楽しくなると思いますよ♪

是非お試しください!


関連記事