年始から新型コロナの影響が深刻化しており、全国にまん延防止等重点措置が発表されました。

1月27日には遂に大分県も対象となったため、2月13日に開催予定だったクヌギランナー第1戦は中止を決定しました。

2020年、2021年と2年連続でコロナのまん延防止を優先して中止となっていますが、今年はクヌギランナー20周年の年となるため、2022年はコロナに負けず全戦開催出来たらいいね!なんて、昨年末のレポートに書いたばかりでしたが、開幕戦からいきなりの中止決定でちょっと凹んでます。。。

とは言ってもこればかりは仕方がないので、みんなが感染を拡大させない様に意識しつつ、早く事態が終息する事を願うばかりです。

 

さあ、今回は中止となってしまいましたが、不定期の平日練習会を2月9日(水)に開催しました。

平日とは言っても大人数で集まってしまうとイベントを中止した意味がないので、少人数となる様にSNSで少し前に発表する形を取っております。

一本クヌギは通常通り営業中ですが、走行される方はマスクの着用を徹底し、受付の建物内に長居はせず、同乗走行を控えるなどの感染防止対策を行ってくださいね!

 

今回集まったのは私を含めて4台となりました。

私のアクセラ、ロードスターのこうさん、おおさきさん、そしてヴィヴィオのヨネさんとなりますが、走行後にヨネさんは先に帰ってしまったため、写真は3台のみのとなっております。

ちょっと、走行中の写真が撮れなかったのには理由があるのですが。。。

今回の話のネタは、クヌギランナーの様なイベント中には出来ない事をしていました。

走行レポートとは違うので、完全にブログネタですね(笑)

じゃーん!これ、な~んだ?

そうです。見ての通りバネです(笑)

MAQsは最近の流行なのでしょうか?

急に周りで使っている人が増えた気がしますが、なんだかオシャレな色。

テインのグリーンと相性は良さそうですね(笑)

こうさんが走行用にホイールとタイヤを買ったそうですが、どうもフェンダーなどに干渉している様で、今のままでは危険ですし、車も傷ついてしまうので早めの対策が必要です。

って事で、この日は集まったみなさんのタイム計測を行いながら、こうさんの足回りの仕様変更をお手伝いしました!

シバタイヤにシバかれたフェンダー(笑)

キャンバーを調整して回避すれば良いかと考えていましたが、前回のクヌギランナーで走っていた様子を見る限り、ブレーキング時や旋回中のロールでインナーフェンダーなどと干渉している場面が多かったため、スプリングレートの変更を提案していました。

実際にフェンダーの状態を見ると、干渉しているのはフロント側のみで、どうも吊るしの車高調で柔らか過ぎるスプリングと低過ぎる車高に原因がありそう。

ハンドルを切ったままギャップに乗ったりするとフェンダーがタイヤに乗っかると言った感じですよね。

選択したスプリングレート自体はおおよそで見積もり、現在のスプリングレートやNCロードスターのレバー比などの情報はあるので、あくまでも目安ですが簡易的に前後軸重からスプリングレート変更後の車高の変化を計算してみました。

単純にスプリングを変更した場合、車高は前後共に25mm程度上がる見込みとなっています。

着脱作業はNDロードスターとそれ程違いはないので、写真はこれだけです(笑)

NCロードスターはRX-8などと同様に、リアがテーパースプリングとなっています。

適合するスプリングから選択しようと思うと、スプリングレートや自由長が制限されてしまうので、もっと汎用性の高い直巻きスプリングにしたいところ。

純正アッパーマウントを使用して、N車両向けに販売されているスプリングアダプターを組み合わせると直巻き化が可能ですが、なんとテインの車高調にはカタログにラインナップされていないMONO Sportの専用オプションパーツがあるんですよ!

ご存知でした??直接問い合わせる必要はありますが、単品で購入可能です。

品番は「USS01-L2668」となっており、1個当たり3500円程度の価格に送料となっています。

今回の車高調はFlex Zなのですが、MONO Sportと同形状のアッパーマウントが使用されているため、無加工で流用可能なんですよ♪

専用のオプションなので精度も良く、強度的にも不安は無いし、おまけに安い!

通常は内径が70-90のテーパーとなりますが、テインのアッパーマウント側の90mmを70mmに変換するアダプターです。

これによって、ロアスプリングシートと径が揃うので、ID70の直巻きスプリングが使用可能となります。

ちょっと左後ろのアッパーマウントだけ、燃料パイプが邪魔でレンチが回し難く手間取ってしまいましたが、その他は難なく交換を済ませて早速試走させてみましょう!

車高の変化については、おおよそ当初の計算通りと言った感じですが、前後バランスはちょっと前傾姿勢。。。

フロントの車高を少し上げようかと話していたら、下げたいと言うのでフロントは据え置きでリアを下げる方向で(笑)

キャンバーには触れなくても干渉の心配はなさそうですが、若干外減りの傾向が見られるので、後々アライメント調整をすると良いかもしれませんね。

とりあえず勘で減衰調整をして、試走の動きを見ながら再調整と言った感じで、好タイムが出易い様に安定方向でセットアップしてみました。

バッチリ!変化は見事にタイムに反映されて、一気に自己ベスト更新となりました!

…が、コーナーで踏める様になったとは感じているものの、リアが安定した事で今までより体感的に曲がり難いと感じるそうです。

もうちょっとブレーキでしっかりフロントに荷重を載せられる様に慣れると一番良いのでしょうけど、せっかくなので色々試しちゃいましょう!

って事で、とりあえず基本的な減衰の考え方や方向性を説明して、後はお任せしてみたらリアがズルズル滑ってタイムは悪化…(^^;

乗り難そうだなぁ…と思ったら、本人は乗り易い”気がする”とか…(笑)

ま、まあ、こればかりは好みもあるので、色々試してベストなポイントを見付けてもらうのが良いかもしれませんね。

何より上手くいった時も、失敗した時も、色々と自分で考えて試してみるって言うのは結構面白いものです♪

その他、この日はヨネさんが燃料偏りによるガス欠症状を防ぐために、燃料タンクの仕切り板を入念にテストなどしていましたし、おおさきさんからはラインのアドバイスが欲しいと相談されたのでいくつかのパターンを説明したりと、少人数でたっぷりある時間を有意義に使って楽しみました!

私はアクセラで自己ベストの34秒9を更新しようと意気込んで来ましたが、パワーを持て余してタイムは奮わず撃沈です。。。


■リザルト

この日の計測結果はご覧の通りです。

次回のクヌギランナー第2戦は4月を予定しておりますので、また開催日が決まったらお知らせします。

コロナが落ち着いて、無事に開催出来る事を祈りましょう!

手洗いうがいを忘れずに!