天気:晴れ
路面:ドライ
台数:27台

6月は雨が心配だと思っていましたが、いきなりの梅雨明け宣言で早くも真夏の気候となっています。

気温は連日30℃超えが当たり前で、湿度も高い、風も吹かない、車にとってもドライバーにとってもかなり過酷なシチュエーションでのイベント開催となりました。。。

当然路面温度も高くなる事が予想されるので、タイヤのウォーミングは不要かもしれませんが熱ダレが心配ですね。

辛うじて前半は比較的日差しが穏やかで、極端な路面温度にはなっていないと思うので、アタック1本目でバシッと決めておかないと2本目の記録更新は厳しそうです。

自宅を出発した午前6時過ぎには既に気温が27℃を超えていましたが、みなさん暑い中やる気満々で集まってくれたので、私も元気を出していきますよ!!

猛暑のためか見学に立ち寄る方は少ない印象だったものの、参加台数は27台となっております。

■普段と様子の違うトップ3

今回も猛暑の中33秒台前半の記録が飛び出していますが、ちょっと普段とはリザルトの様子が違って見えますね。

実際には上位2台の争いで、3位以下が置き去りとなった印象の振り分けですが、なんと2位と3位の差が1.7秒となっており、35秒台が3位と言う珍しい回になりました!

 

こちらはS2000のサキガケさん。

クヌギランナー第2戦は欠場でしたが、その後バンパー破損の不運に見舞われたようです。。。

手直ししたばかりのピカピカ(?)のバンパーで走っている姿は、なんだかちょっと違和感がありますね(笑)

記録は33秒285を叩き出し、ここ最近の不調がウソの様に見事1位に返り咲き!

次回は更に暑くなりそうですが、このタイムを見れば猛暑もなんてことなさそうですね♪

 

2位はGRヤリスのだるまんさん。

今回も快調に飛ばして33秒台を連発!

サキガケさんと比べていると、性格なのか、車やタイヤの特性が影響するのか、周回毎にタイムを伸ばしてくるサキガケさんに対して、周回毎にタイムが悪化していくだるまんさんと言う違いに気付く(笑)

先行逃げ切りタイプは1発好タイムを叩き出したら記録更新は厳しい様で、33秒363で終了となりました。

自分のタイプに合わせてタイヤの選択や作戦を練ると良いかもしれませんね!

 

意外な車種がトップ争いに加わってきました!スイフトスポーツのウリさんです。

前回は33秒台を叩き出して驚かせてくれましたが、さすがにこの暑さでは好記録を狙うのは厳しいか!?

35秒フラットで3位となっております。

暑さだけでなく、直前で変更したでっかいブレーキがイマイチだとか言ってましたが、ヤフオクでよくわかんねーモンを拾って付けるからだぜ!(笑)

でも、次回までにはさすがに調整して来ると思うので、近い内に記録更新はありえるかも!?

 

ところで気付きました??

車の写真がいつもと違ってカッコイイなって思いません?

今回はmasahiroさんに撮影していただいた写真をトリミングして掲載しています♪

全員分揃っていないとかわいそうな気がして別の用途で使用していましたが、今回は全員分揃ってますよ~!

けいいちさんを除いて…(笑)

■マツダ2 vs ヤリスの直接対決!

カタログスペックを信じるなら、出力も車重もヤリスが若干マツダ2を上回りますが、数値だけではわからないシャシー性能や重量バランスが及ぼす影響などもありますからね。

現実には、コースを走らせた時の差は誤差レベルでほぼ同等。

美しさでは断然マツダ2の方が上ですが(!)、走りに於いては良いライバルと言えそうです。

 

こちらは私のマツダ2ですが、ご存知の通り最近LSDを装備して初走行です!

次回は直接対決だ!と約束していた田辺さんのヤリスも、今回LSDを装備して初走行となりますが、お互いに条件の近いオープンデフ対決では36秒半辺りが自己ベストとなっているので、今回も近い条件での対決です♪

実は同時にデミオの車種別レコードを抜くと言う目的もあったため、Sタイヤを装備してきたのでやや反則かもしれませんが、予告通り早くもウォーミングアップ後の1周目で35秒175を記録し、目的達成&田辺さんにプレッシャーを掛ける(笑)

あっさり34秒台も出そうな手応えがあったので、ペースを上げて臨んだ2本目のアタックでは計測器の誤作動により記録が残らず、今回はお預けに…orz

 

こちらは田辺さんのヤリスです。

前述した通り、今回はLSDを装備して来たので少なくとも前回までのタイムを超えてくるのは確実…と、誰もが思っていたはずですが、予想外の展開となりました(笑)

記録はまさかの36秒868となり、オープンデフの時とほぼ同じタイムと言う結果に。。。

外から見る分には動きは悪くなさそうですけど、まだデフを上手く扱えていないだけなのか、デフの効果がイマイチなのか定かではありませんが、これはかなり悔しい!!

乗っている内にコツが掴めると思いますので、もうしばらくは様子見ですかね。

 

コンパクトカーは、やはり戦闘力の高いスイフトスポーツの人気がダントツですが、ヤリスやマツダ2、フィットなどなど沢山ありますので是非参加して盛り上げてくださいね♪


■初参加のメンバー紹介

今回も初参加の方が多いのでご紹介しましょう!

中には一本クヌギのコース自体が初めてと言う方もいたので、不慣れなコースだったり、緊張もあったり、なかなか本領発揮できなかったかもしれませんが、どうでしたか~?

 

こちらはGR86で参加のTOWAさん。

ローダウンにツライチのホイールでシンプルに仕上がっていてカッコイイですね。

安定感のある走りで記録は36秒後半と、初参加でさっそく好記録を叩き出してきました!

最近少しずつ増えてきて車種別ランキングも盛り上がってきましたが、まだまだ競争率が低いので、他の方も是非エントリーしてもっと盛り上げてくださいね!

まだまだこれからなので、コースに慣れて最適なセッティングや効率の良いラインが見付かればぐんっと伸びそうです。

 

こちらも初参加のネコしばさんが乗るスイフトスポーツ。

以前の32型までと違って、33型から黄色の車両が少なくなった気がするので久しぶりですね!

ネコしばさんもさっそく36秒台を記録して、まずまずのスタートを切りましたが、まだまだ探りながら走行している様子が見られたので余力は十分にありそうです。

実は随分昔に一本クヌギを走った事があるそうですが、当時とはかなり雰囲気も変わっているので、まるで違うコースの様だと(笑)

実際にはコースの幅などは全く同じですが、安全対策で1コーナー先の杉の木を伐採しているので、かなり走り易くなった代わりに、最終コーナー付近は大きなバリケードが追加されて視覚的に狭く見えるので走り難いと感じるかもしれませんね。

 

こちらも初参加、くに@REM with ゴキミさんのフィットです。

バリッとエアロで固めたやる気満々のスタイルが印象的。

過去にもフィットのエントリーはありますが、MTの車両は初登場ですし、走りに振った仕様も初となるので、この車種の今後の参考タイムとなりそうです。

走りの安定感はありますが、車高が低過ぎるのか足のセッティングの問題か、タイトコーナーでのフロントバンパー着地が顕著でグリップのロスが大きそうなのがもったいないか!?

記録は38秒フラットとなっていますが、弱点を改善したらまだまだタイムは伸びそうなので、今後のフィットの平均タイム底上げに期待です!

 

同じく初参加のインプレッサに乗るかなめさん。

常連さんはいじくり回して妙な音がする車両ばかりなので、久しぶりに”正常な”インプレッサの登場ですよ!(笑)

標準車でもパワーがあるのでストレートの加速には期待できますが、コースに慣れないとヘアピンなどのタイトなコーナーは辛そうな印象。

走り方も二輪駆動と異なり、低速コーナーはバシッと速度を落として向きを変える事に集中した方が速いかもしれませんが、どうしても旋回速度を意識してしまうと思うので、誘惑に負けないメンタルも必要になってきますね。

難易度は高そうですが、4WDに乗る常連さんも多いので、フリー走行の時間に同乗走行でセッティングや走り方を見せてもらうと何かヒントが得られるかも?

 

こちらもハイテクマシンのランサーエボリューションXに乗る横山さん。

過去にもランサーのエントリーはありますが、確かエボ10の登場は初…じゃないでしょうか?

今回は一緒に参加するはずだった方が都合で欠場となってしまったので、1人で初めてのイベントは心細かったのではないかと思いますが、楽しかったと言っていただけたので良かったです♪

走りの方は、かなめさんのインプレッサと同様に4WDなのでタイトコーナーの難易度は高め。

パワーとトラクション性能の強みを活かしてストレートを活かせる曲げ方、ライン取りが課題でしょうか。

1本目と2本目のアタックでは確実に走りが変わってきたので、少しずつコツを掴んできたかな?

 

本日2台目のフィットに乗るなぎぴーさん。

同じフィット乗りのくに@REM with ゴキミさんにアドバイスをもらって、低速コーナーで1速を使う走り方を試していた様ですが、慣れないとなかなか上手くいかないと頭を抱えていました(笑)

確かに慣れるまではシフトのロスを考えると2速ホールドの方が速い事が多いのですが、やはりパワーに期待できないタイプの車や、高回転型のエンジンを積んだ車は、好タイムを狙うために1速は必須の課題となりますので、なかなかタイムが奮わなくてもとにかく慣れるまで練習するのがいいですね。

シフトチェンジのおすすめの練習方法は、やはりサーキットなんかより”普段から積極的に使う”と言うのが一番の近道で、私も信号で停車する時など日常的に1速へのシフトダウンは多用しています。

ある程度慣れるまでは急減速で後続車に迷惑を掛けてしまう恐れもあるので、後方が空いている時に挑戦してみると良いですよ♪

 

初参加のみなさん、ご参加ありがとうございました!

是非また遊びに来てくださいね♪


■世間はSUVブームだけど…

平成中頃から長く続いたミニバンブームも落ち着き、世間はSUVブームとなっていますが、どう言うわけかクヌギでは遅れてミニバンブームが到来か!?

どう考えてもサーキットを走るには不向きなデザインで、運転していても絶対楽しくない!…なんて印象を抱いている人も多いと思いますが、そんな事はないぜ!!と妙な車種(失礼)の持ち込みが絶えないクヌギランナー。

頼むから、とにかく気を付けて走ってくれよなっ!!(笑)

 

やっぱ、国産のミニバンと言えばトヨタで決まりだぜ!!

高級車のアルファードや、でっかいハイエースなんかも良いけど、もう少し手頃で若年層のファミリーでも手の届きやすい中クラスミニバンのエスクァイアがクヌギランナーに登場だ!

藤村さんと佐藤空気感さんのWエントリーとなっています。

しらいしさんのハイエースが目を疑うような1コーナーの突っ込みを見せるので、負けじとヒートアップしてタイヤも千切れ飛んでいる…(汗)

ただ、見ていると意外にも接地性は抜群で、並のタイヤを履かせている範囲ではそうそう横転しそうな気配はないので、なんだかんだで良く出来ているなと感心してしまう。

佐藤空気感さんの記録は41秒833、藤村さんの記録が42秒455と、速いのか遅いのかも良くわからないタイムとなっていますが、今後38秒台を目指すと言っているので正気とは思えない(笑)

あまり無茶はしないでくださいよ~!(汗)

masahiroさんが撮影した綺麗な写真のせいで、なんだか走る姿がカッコよく見えてしまうが騙されてはいけない。

これはスポーツカーではなく、家族でお出掛けする事を想定して販売されているミニバンである。

ちなみに、この日しらいしさんのハイエースは41秒前半を叩き出し、今にも40秒台へ突入しそうな勢いです。

正常な方は、くれぐれも真似をしないように(笑)


■参加車両紹介

ビードブレイカー☆こうさん/ロードスター

クギさん/スイフトスポーツ

けいいちさん/インプレッサ

ジャイアンさん/GR86

のり@S660RAさん/S660

ぎんカプさん/カプチーノ

たきさん/アルト

ゆーまさん/アルト

YOSHIさん/ビート

だるまさん/ビート

shyumarshallさん/S660

ころかんさん/カローラツーリング

グッチさん/エッセ

しらいしさん/ハイエース

 

■リザルト

今回は本当に暑い中での開催となりましたが、熱中症で倒れる方が出なかったのは救いです(汗)

次回は更に気温が上がりそうですが、湿度はマシになってくると思うので体感は今回ほど酷くないかもしれませんね。

初参加の方も多かったので色々とお話もしたかったのですが、暑いためか終了後は早々に引き上げる方も多かったので、またの機会にお話ししましょう。

計測の機会は他にも少人数で集まる平日練習会を不定期で開催しておりますので、クヌギランナーのSNSFacebookページも時々覗いてみてください!

尚、当日にお配りした参加賞は、イベント協賛の(有)木下部品様よりご提供頂いております。

じゃんけん大会の賞品はMONOさんとmasahiroさん、YOSHIさんから頂きました。

また、今回のレポートに使用している写真も、masahiroさんが撮影してくださったデータを編集したものとなっております。

未編集の写真もありますので、欲しい方はメールでご連絡ください♪

いつもご協力いただき大変助かります。ありがとうございました!

協賛の(有)木下部品様は大分市内で自動車部品や用品・工具などの販売をしている会社です。

上記の社名のリンクからGoogleMapsで確認出来ますので、何か部品が入用な時や、近くを通り掛かった際は是非お立ち寄りください。

次回はなるべく涼しくなりそうなお盆以降、8月下旬辺りを予定していますので、また沢山のご参加よろしくお願いします!

 

■イベント協賛

(敬称略 順不同)