RX-8のIGコイルはエンジンの熱害を受け易い高温エリアに配置されており、過酷な条件下で使用される事で故障頻度が高い部品です。

幸いにも完全に壊れてしまった場合はチェックランプが点灯し、ダイアグコードで不具合を検知する事は可能ですが、徐々に性能低下してくる事に加え、コンピュータの補正で壊れるまで気付き難いと言う問題があります。

こちらの写真は実際にRX-8に採用されているIGコイルです。

比較的軽度な症状の物ですが、左が正常なコイル、右が異常の前兆が出てきたコイルです。

コイルの表面が白化してきたからと言って、必ずしも故障と言うわけではありませんが、高温に曝される事でまず表面の劣化が進み、酷い物ではひび割れを生じます。

次に、末期となればコイル本体が膨張して、外観で察する事ができる状態になる物もあります。

ただし、通常は膨張したりひび割れたりする前に、チェックランプが点灯するので、故障したコイルの頭が真っ白と言うのが比較的良く目にする症状です。

この問題点は前期型のRX-8が販売されていた頃からインターネット上では話題になっており、熱害の少ない場所へ移動するための延長ハーネスも数社から販売されています。

しかし、延長ハーネスを手に入れる事ができても、実際にユーザーが移設をするにはスペースの問題や加工に必要な知識、道具などを所有するのは比較的コアなユーザーに限られ、既製品を簡単に取り付ける事を望むライトユーザーには困難でした。

近年に、一部のメーカーから移設キットも販売されましたが、キットの価格は10万円以上と非常に高価な物ばかりで、また、キットと言っても一部に加工を伴う物が多いと、決してイージーに、誰でも取り付けられると言う物ではありません。

アフターマーケットはユーザーの不安を煽りながらも、安易に手が出せるキットを出してこないので、結局のところ対策を求めるユーザーに浸透していないのが現実です。

この事態を解決すべく、高価なキットが出回る市場に、可能な限り安価で誰でもイージーに取り付け可能なキットを、必要最小限、且つ、必要十分でシンプルな構成にまとめ、工作などが苦手なユーザーにも配慮した完全ボルトオン・完全カプラーオンで提案します。

◆IGコイル移設用延長ハーネス

◆キット構成はシンプルに

◆製品ラインナップ



■IGコイル移設用延長ハーネス

延長ハーネスには高品質の防水・耐熱カプラーを採用し、確実な取り付けをサポートします。

また、ケーブルを保護するチューブを採用し、購入後にユーザーが配線の保護対策を施す手間を省いています。

使用される保護チューブは柔軟性に優れ、タイトな物を使用する事で取り付け時の取り回しを楽にし、またスッキリした見た目でゴテゴテとした圧迫感のある取り付けにならないように配慮したものです。

摩擦に強く、難燃性・自己消火性の素材を使用する事で、ユーザーが結束バンドできつめに縛ったり、万が一耐熱温度を上回る高温に曝されても燃え上がるのを防ぎます。

JIS規格で指数28~38、JL94規格でV-0相当(難燃性・自己消火性は燃焼時間10秒以下)の保護チューブです。

配線やカプラーに至っても、自動車メーカーが採用する基準を満たした、自動車用部品で構成されております。

カラーはダークグレーのカプラーとブラックのハーネスで主張せず、どんなエンジンルームにもマッチする配色を採用しました。

 

■キット構成はシンプルに

専用のかっこいいブラケットなどを製作する事は可能でした。

しかし、エンジンルームをご覧になれば、コイルを移設できる場所はほとんど選択肢がないと言う事に気付くはずです。

その限られた狭い空間にコイルを移設すれば、ちょうどポッカリ開いた穴の中に収納するようなもので、どんなに凝ったブラケットを作成しても、4つのコイルと、それに接続されるハーネスやプラグコードが覆い被さり目に触れる物ではありません。

そう、必要ないのです。

マーケティングに於いてビジュアルは非常に重要で、カタログにナインナップされる写真を見て商品を選ぶユーザーにとっては、派手な配色や凝った造りの部品、パッケージ、そしてキット内容が充実しているように感じさせる多数の部品は購入意欲を煽ります。

しかし冷静になって良く考えてみると、本当にそんな複雑なキットが必要なのか?と疑問に感じるはずです。

専用の部品を作ったり、部品点数を増やせば製造コストも掛かるため、販売価格に跳ね返ってくるのは当然ですし、ユーザーとしても2個3個程度の部品で構成される物より、より多くの部品で構成されたキットの方が高性能でお得な気がするのも頷けます。

…が、実際に複雑な部品構成は価格を高騰させるだけでなく、取り付け難易度も上がる事を意味しています。
そればかりか、トラブルの発生する箇所を自ら増やす事でリスクも増すと言う事に気付くべきです。

そこで「本当に必要な物だけ」でシンプルに構成したキットを販売する事にしました。

カタログ映えを狙っただけの専用部品などは安易に採用せず、使える部品は純正部品をそのまま使用する事でコストを大幅に抑え、条件を満たすための要点は確実に押さえる。

質素に見えるキットでも、取り付けてしまえば高価なキットと大して見た目も機能も違いはないのです。

必要な条件が全て満たされれば、最後に求められる性能は圧倒的なコストパフォーマンスです。


■製品ラインナップ

コイル移設時にはFC3S用のプラグコードを使用します。

NGK製のプラグコードはRX-8のコイルに対して差し込みがやや緩いため、テーピングと併用で固定する方法が一般的ですが、永井電子製のプラグコードはテーピング無しで固定出来るのでお勧めです。

 

○イグニッションコイル移設用延長ハーネス

販売価格:11,000円(送料込)

工作に自信があり、キットは必要ないと言う方や補修用に、延長ハーネスのみのセットです。

万が一の断線やカプラーの破損に備え、補修部品としてハーネス1本から供給可能です。
延長ハーネスの1本単位でのバラ売りは1本2800円(送料込)で承ります。

推奨の取り付け位置(ウォッシャータンク前)では、ハーネス長に持て余さない程度の余裕を持たせておりますが、特殊な取り付け方法や他のパーツとの関係でハーネス長を変更したい方はオーダーも承ります。(別途お見積り)

長さをご指定の場合は取り付け位置を決めた後、必要なハーネス長をお知らせください。

なるべく在庫しておりますが、在庫切れの場合は電装屋さんに外注している都合上、発送まで1週間程度お時間を頂く場合があります。

 

○省スペースタイプ ウォッシャータンク

販売価格:7,500円(送料込)

ボルトオン取り付けが可能なステー、ポンプ、ホースがセットになった袋タイプの軽量ウォッシャータンクです。

コイル移設時に標準タンクとの干渉を避けるため、純正のコイルステーを曲げたり、一部切削加工して取り付けるのが一般的ですが、ステーを加工せずにそのまま取り付けたい場合に、標準タンクを取り外して省スペースタンクに変更する事で、簡単に取り付けスペースを確保する事が出来ます。

RX-8用のカプラーを装備し、無加工カプラーオンでの装着を可能としています。

タンク容量は約1Lとなっており、補修や単純な軽量化用途にも。

在庫しておりませんので、メーカー在庫がある場合で1週間程度、欠品の場合は最大で2週間程度のお時間を頂く場合があります。

 

○オプション

キット購入をご希望の方は、上記2点を一緒にご注文ください。

別途お見積りとなりますが、プラグコード(要メーカー名・品番)や純正コイルステー、IGコイル(純正or純正同等品)が必要な方はご用意する事は可能ですので、ご相談ください。

純正部品は定価となりますが、アフターパーツは安価に入荷可能です。

 

○ご注文・お見積り・その他お問い合わせ

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