愛媛県観光2日目。
一夜明け、外を見るとこの日は朝から雨が降り続いていました…
涼しいのは大歓迎なんですけどね。やはり傘を差して歩き回るのは疲れるし、なんだかんだで晴れの方が良いですが、天候ばかりは仕方がないのでどしゃ降りじゃなかっただけラッキーだと思って楽しみましょう♪
宿泊先の関係で松山市内まで戻ってきているので、本日は昨日行けなかった美術館と、松山城を見に行ってみようと思います。
ロードスターの作業の方は順調に進んでいるかな?なんて少し考えながら朝食を済ませ、仕度をしたら松山の街へ向けて出発です!
■再び道後ぎやまんガラス美術館へ
昨日は閉館中で見る事が出来なかった、道後ぎやまんガラス美術館へ向かいました!
コロナの影響なのかしばらく閉館していた様ですが、本日18日より再開しているのでラッキーでした。
出発前に2本目をチャージ。
愛媛県ですからね。
…ん?これも違う?
10分程車を走らせ、道後の町に到着。
この付近に来ると、交差点で信号待ちをしている間に前方を走り去るフェラーリや、途中ですれ違うポルシェ、その他良くわからないけど明らかに安くはないだろう車が走り回っていたり。
九州では福岡や熊本の街中へ行けば良く見掛けますが、大分だと時々見掛ける程度ですからね。
ポルシェはまあまあ多いですが。
美術館へ到着すると入口はすんごい急勾配の坂道になっていて、駐車場入り口前で道が直角に曲がっています。
こ、これは代車で良かったかも…(汗)
代車の標準車高でもちょっと気を遣う入口なので、ロードスターだったら底を擦りそうです。。。
駐車場に入ると何台か高級車も並んでいたのですが、その中でも特に異様なオーラを放ちまくる青い車を発見!
マセラティ・クアトロポルテですよ!
人様のお車なので勝手に撮影するわけにもいかず、密かに眺めるだけに留まりましたが、あんなにホイールベースの長い車でもここに入れるのか…。
案外ロードスターでも大丈夫なのかな?(笑)
駐車場のすぐ脇に入口があります。
ここに来て気付きましたが、どうやら結婚式場の様ですよ。
式場の中に美術館が併設されており、他にもレストランなどがあります。
通路も結構オシャレな感じ。
レストランのテラス席では庭園を眺めながら食事が出来る様です。
道中も結構見掛けましたが、この時期だとアジサイの花が満開で見頃ですね。
余談ですが、土壌のpHで色が変わる事で有名なアジサイですが、実は一概には言えないってご存知でした?
意外と種類の多い花で、助色素を持っている種類もあるので勝手に特定の色が咲く物もありますし、色が変化するメカニズムはアジサイの持つアントシアニンと土壌から吸収するアルミニウムイオンの反応で決まるので、使う土によってはpHがどうであれ色が変わらない事も。
栽培する際はご注意あれ。
ん?立札に何か書いてありますね。
白鷺のオブジェ…道後温泉本館の白鷺をモチーフに、ですって。
なるほど、後で道後温泉の方もチェックしてみましょう。
改めて池の周辺を確認してみると、ガラスの白鷺が池を囲むように並んでいます。
この後、目的の美術館の方を見て回りました。
撮影禁止とは書かれていなかったものの、入館前に確認するのを忘れていたので残念ながら写真はありません。
入館しなくても外の通りから窓越しに見る事の出来る展示物は、ガラス製の中型シャンデリア。
館内には主に明治~大正時代のガラス製品が展示されており、珍しい物では総ガラス製の虫籠など。
それ程珍しい物ではないそうですが、ガラス製の枕など使うのにはちょっと勇気の必要な物まで(笑)
ガラスの器などは効果的に照明を当てる事で綺麗な反射や透過する色を楽しむ事が出来るので、凄く綺麗でしたよ♪
道後温泉のすぐ近くなので、付近を訪れた際は是非覗いてみてください!
■道後温泉本館と周辺を散策してみた
道後ぎやまんガラス美術館のすぐ近くに道後温泉本館はあります。
ただ、少しの距離を移動するのに駐車場を探して回るのも大変ですし、ちょっとダメ元で聞いてみましょうか。
美術館のスタッフの方に、徒歩で少し周辺を見て回りたいので、しばらく駐車場に車を停めさせてもらえないかと確認したところ、こんな時期で空いているからなのか快く許可を頂けたので、このまま道後の町を歩き回ってみたいと思います。
美術館入口の坂を下りると、表の通りを道に沿って歩いて行くだけで道後温泉本館に到着。
徒歩で5分も掛かりません。
ただねえ…
こんな調子なんですよ(汗)
今日は雨が降っているためか、昨日通った際に大勢いた工事関係者の方が見当たらないので、とりあえず写真に収めましたが、改修工事中のためごちゃごちゃしていてなんだか残念な感じですよね。。。
…と思ったのですが、良く見るとこれ、表じゃないですよね?
あれれ?もしかして…?
昨日は前を通っただけで工事中とわかって諦めたのですが、今日は徒歩なのでこのまま建物の周りを歩いてみます。
ありました!これこれ!これを見たかったんですよ♪
ちょうど通りの裏側が表になっているんですね!
屋根の上に見える近代的な足場がやや残念ではありますが、バッチリ本館の写真を撮る事ができました。
そして建物の正面には商店街があったので、せっかくなのでちょっと覗いてみる事に。
やはり観光地は徒歩で歩き回るに限りますねえ(笑)
車で移動していたら見落としがちな物に気付いたり、そもそも車が進入できない場所に色々あったりするので、ざっくりと目的地を決めてから近くの駐車場を探すのが正解ですね。
商店街に入ってすぐ右手側に、二階がカフェになっているお土産屋さんを発見。
良く見ると、あの有名な一六本舗のお店じゃないですか!
銘菓セットがおいしそうだったので寄ってみる事に。
窓側の席に座り、改めて道後温泉本館を眺めているとありました!
美術館の立札に書いてあった白鷺が柵に並んでいます。
それにしても見事な建物ですよね。
こちらが一六本舗の銘菓セット。
一六タルトの呼び名で有名なので、そう言う名前のお菓子だと勘違いし易いですが、お店の名前が付いている商品名です。
一般的には愛媛タルトと呼ばれている様で、色々なお店が独自のバリエーションで売っており、共通しているのは餡をカステラ生地で巻いていると言う点や、柚子が練り込んであって柑橘系の爽やかな香りがする点です。
実は私の地元周辺の街にも「うずまき」と言う名前の愛媛タルトそっくりなお菓子があるのですが、外側がこんがり焼かれて虎柄な事や、ちょっとデカくて柚子などは使われておらず、餡を巻いたただのカステラロールです。
愛媛タルトは小振りなサイズで味もちょっと上品な感じ。
銘菓を堪能した後は、また商店街でお土産を買い込む!
学習していないのか(笑)
帰りは荷物の載らないロードスターだって言っただろ!!
一通り見て商店街を抜けると、あの有名な坊ちゃん列車を発見しました!
こんな近くにあったんですねえ。小さくて可愛らしい列車です。
続いて駅の正面の坂道を上って行くと、その先に何やら神社らしき建物が見えます。
行ってみよう!と近付いてみるとこの石段ですよ。
んー、却下(笑)
神社の前を左に曲がり、美術館の方向へ向かいます。
この辺りの通りはなんだか風情があって良い感じですね。
コロナ・平日・雨のコンボでほとんど人も歩いていないのでちょっと寂しいですが…おっ!
これは良くインスタで見掛ける圓満寺じゃないですかー!
ご覧ください。写真の撮り方一つで驚くほどインスタ映えしなくなります。
若いカップルがここに来て、仲よく絵馬やお手玉をぶら下げて行くんでしょうね。
縁結びと聞いていましたが、表の看板には”火除け地蔵”と説明されていました。
なるほど。カップルで訪れても、二人の恋は”燃え上がらない”かも…とか余計な事を言うと怒られそう(笑)
■松山城を目指して県庁付近へ向かう
道後の町を一周して美術館へ戻ってきました。
再び車に乗り込み、昨日行けなかった松山城へ行ってみたいと思います。
でも、県庁付近は気が進まないんですよねぇ。
単純に複数車線で車が多いだけなら、熊本や福岡の街も似た様なものですが、見慣れない路面電車がブンブン走り回っているのでちょっと怖い。
しかし、今日は2日目なので多少慣れてきたのか、昨日ほど走り難いとは感じませんでした。
案内標識を頼りに松山城を目指します。
ここは愛媛県庁。信号待ちのついでに写真に収めておきました。
…ん?
ご覧ください!
村上モータースさんのロードスターと同じ、愛媛カラーの車が停まっていますよ!
速そう(笑)
県庁前を通過した後は、途中で裏路地の様な細い道を走りました。
路面電車が走り回っている広い道路より、狭い道の方が気分が楽ですね。田舎者なので…(笑)
しばらく走ってロープウェー街と言う商店街へ到着し、付近の有料駐車場に停めて歩きます。
そうです!ロープウェイを使って松山城へ行こうって事ですよ。
その前に…商店街で愛媛観光物産館を発見したのでちょっと寄ってみる。
ここで3度目の正直、愛媛のみかんジュースをチャージ!!
今度こそ”みかんジュース“ですよ(笑)
しかし愛媛県のゆるキャラは可愛いデザインですよね~。
同じ柑橘系をモチーフにしたキャラクターなのに、大分県の緑のハゲ坊主とは大違い(笑)
さあ、水分補給も済ませたところで、いよいよ松山市のシンボル「松山城」を攻めますよ!
えっと…ロープウェイ乗り場はどこだ?(汗)