天気:曇り
路面:ドライ
台数:30台
今年最後のクヌギランナーを、12月17日(日)に開催。
参加台数は満員御礼の30台と、賑やかな最終戦となりました。
募集開始直後に即締切と言う状態で、キャンセル待ちの方も10名以上残ってしまい、大変申し訳ありません。
懲りずにまたエントリーしてくださいね!
前日までは冬とは思えぬ暖かさでしたが、開催当日は急激な冷え込みで雪まで降り出す始末。
阿蘇・久住を越えて来た方の話によると、一部では積雪などもあった様です。。。
昨年の最終戦も寒波に見舞われてコースの凍結などありましたが、幸いにも昨年に比べればかなりマシな条件での走行だったのではないかと思います。
フリー走行では、みんな慎重に路面の感触を確かめていた様ですが、中にはスピンする人も。
タイヤを温めるのには苦労しそうですが、路面は完全にドライとなっているので、上手くウォーミングアップが出来れば好記録を叩き出すには絶好のチャンス!
この日のためにハイスペックなタイヤで準備して来た人も多かった様で、平均タイムの底上げが著しい回となった印象です。
■遂に32秒台突入のMR-Sがトップタイムを叩き出す!
今回も上位争いは当然の様に32秒台が飛び出しています!
平均タイムも普段より速く、おおよそ半数が34秒切りと言うハイレベルな展開となっていて、前半に走った人はもっと攻めておけばよかったと悔やんだり、後半の人は先行の好記録にプレッシャーを感じたりと、常にドキドキする面白さがありましたね。
今回トップタイムを記録したのはワッツさんのMR-Sで、記録は32秒421となっています。
かなり寒い日だったのでターボには好都合な条件だと思いますが、更にお手製の即席タイヤウォーマーを使用すると言う大人気なさ!!
やはり、タイムアタックはこうでなくては(笑)
残念ながらタイヤウォーマーの効果はイマイチだった様ですが、勝負に於いては少しでもライバルより有利な条件で好タイムを叩き出そうと言う気持ちの強さは好記録に繋がりやすいですね。
もう随分車の動きには慣れてきた様なので、今後はレコード更新の有力候補に加わりそうです!
こちらはS2000のだるまんさん。
今回32秒台を記録している4台の内、唯一のNAとなっていますが、ご存知の通りGRヤリスに乗り換えているので恐らく最後の走行になると思います。
ラストランに合わせてSタイヤを投入と気合十分!
自己ベストではコースレコードに迫るタイムを叩き出しているので、もしかすると有り得るか!?と言う期待もありましたが、チャンスを活かせず32秒436の記録で2位と言う結果に。。。
次回以降はGRヤリスですか?
コンテニューしますか?(→ はい いいえ)
こちらもSタイヤが新鮮な内にと、自己ベスト更新に意欲満々のjigakiさんが乗るアバルト・124スパイダー。
気合を入れて新品のSタイヤを投入するも、不発に終わってしまった前回の無念を晴らしに来ましたが、残念ながら自己ベストには届かず。。。
上の2台の様に張り出したフェンダーや太いタイヤは装備していないので、その気になればまだまだ伸び代はありそうですが、ライトチューンでスマートに好タイムを叩き出すのも良いですよね♪
そんな事より、そろそろバケットシートを!!(笑)
頑なにラジアルタイヤに拘り続ける、インプレッサのけいいちさん。
ECUをいじくり回して、毎度何やら怪しい実験を繰り返していますが、今回はバッチリ決まったか!?
見事に32秒台を記録して、気分よく年末が迎えられそうですね!
やはりターボ四駆か、なんだかんだでワッツさんのチューンドMR-Sの加速も上回っている様に見えますが、コーナーリングのスピードでは駆動方式なのか重さなのか、なかなか簡単にはいかない様ですね。
そろそろSタイヤいってみませんか?(笑)
■大きな壁
こちらはからあげ君のRX-7です。
今回ななかなかの大健闘で、33秒フラットの好記録を叩き出してご満悦。
この機会に、遠慮なく勝利を猛烈アピールしていました!!
確かに記録は素晴らしいのですが、ちょっと残念なのが、何故か毎回”あと一押し!”と言う所で壁にぶち当たってしまう点です(笑)
32秒台が出てもおかしくはない状況で、何故かギリギリ届かないと言う勝負弱さ。。。
来年こそは是非達成して頂きたい!!
対して、こちらは壁を越えて来た、ビードブレイカー☆こうさんのロードスター!
過去にNCロードスターに乗っていた大先輩のからあげ君は、とうとう最後まで達成出来なかった33秒台を見事に叩き出してきましたよ!
一時は33秒台目前まで迫っていたものの、その後はスランプに陥ってタイムが悪化傾向でしたが、何か気付きがあったのか、今回はまぐれなのか、いずれにせよ限界を超えて自信が付いたのではないかと思います。
来年も記録更新を目指して頑張りましょう!
■新旧スバルのマシンが大健闘!
今回はロードスターの他、オープンカー率がやけに多いですが、4WDのエントリーも目立ちますね。
全車スバルとなっております。
こちらはnbr@なおとさんのインプレッサ。
前回までは、慣れない環境の緊張からか、なかなかタイムが奮わない印象でしたが、今回は一気に自己ベストを更新して33秒台に突入!
いよいよターボ四駆の意地を見せ、バシッと決めてきましたね!
しかし、ここから先は簡単には記録更新とはいかない領域となってくるので、今後の走り込みで効率の良いライン探しやセッティングが試されそうです。
おめでとうございます!
ATのインプレッサで、遂にウリさんの記録を破ったもりもとさん!
次はSタイヤの記録に挑戦ですね(笑)
なかなか好調に記録を叩き出していたので、34秒台に届くかな?と思ったものの、惜しくも35秒193で終了となりました。。。
動きは滑らかで良いのですが、やはりATと言う都合上、なかなかシフトチェンジに融通が利かない難しさがありそうですよね。
こちらはレヴォーグのポリおじさん。
ランキングの編集をしていて気付きましたが、過去にもレヴォーグでエントリーされている方が他にもいました!
どんな車かと言うと、2.4Lターボの4WDで、約270馬力を絞り出すと言うなかなかのハイスペック!
スポーツタイプのATで、いくつかのモード切替があったりと、なんともスバルらしい車です(笑)
とは言え、ベースはファミリータイプのステーションワゴンなので、ノーマルでどの程度走れるものなのかは全くの未知です…が、これが意外と速い!
さすがスバルの走行性能!初回であっさり35秒台に。
こちらは、ポリおじさんとWエントリーのたなべさん。
1本目のアタックから36秒前半を記録し、適度にポリおじさんを刺激。
好記録へのアシストはナイスですね!
この車の動きを見ていると、どうしても重さが目立ちクイックとは言い難いのですが、低速コーナーなど思った以上に小回りが利く様で、ヘアピンコーナーもギクシャクする事なく滑らかに旋回していました。
これは鍛え上げたら、みなさんが想像する以上に戦闘力は高いかもしれませんよ!
■初参加は1名のみ
今回は常連さんばかりで、初参加の方は1名のみでした。
こちらはエッセでエントリーのグッチさん。
プリンみたいな形の可愛らしい車ですが、最近はサーキットなどでも見掛ける機会が多くなってきた車種ですよね。
軽自動車なので大きなスペック差はなさそうですが、軽量である事や部品の流用が幅広い事、意外とアフターパーツも豊富である事など、車を仕上げるのに都合の良い条件が揃っているのが人気の秘密みたいです。
かなりコンパクトな車なので、比率で重心が高そうに見えますが、思ったより安定感もあってキビキビと走る印象を受けました。
タイムは残念ながら40秒を切れませんでしたが、初参加の緊張やプレッシャーも感じさせないスムーズな走りでラップタイムも安定していますね!
次回は40秒切の達成を目標に、是非リベンジしてください!
■自己ベスト更新も連発!
乗り換え後、車が仕上がってきた方や、好条件を味方に付けて自己ベストを大幅に更新した方も多いです。
ランキングにも順位の入れ替わりが見られますので、是非合わせてご覧くださいね!
ロードスターRFに乗り換えてから、ECU書き換えやドンガラ内装で軽量化など、いきなり飛ばし気味のジャンボ☆おおさきさん。
いきなり内装を剥がし始めるのはどうかと思いますが(笑)タイヤの小径化で加速力にパラメータを振ってきた分、レブリミットの引き上げでシフトの上限にも余裕を持たせるなど、良く考えてセッティングしてある印象です。
1.5Lでもかなり速いNDロードスターですから、2.0LのRFなら更に速いのは間違いないとは思います…が、いきなり33秒399を記録して車種別ランキング2位に急上昇!
おい、ちょっと待て!そんな焦んなって!!(汗)
こちらもロードスターRFのN氏のNDさん。
前回から車高調と軽量フライホイールなど、ジャンボ☆おおさきさんと同様、いきなり本気で狩りに来るRF勢(笑)
いきなり32秒台もあり得るのでは?と思ったものの、1本目のアタックでは記録が奮わず、34秒台と言う意外な結果に…?
しかし、2本目のアタックでは減衰を調整したりと、競技経験者特有の即席セッティングのノウハウが炸裂!
一気に記録を伸ばして33秒526を叩き出し、車種別ランキング4位に浮上です!
RFの2人は1.5Lには負けられない!と言うプレッシャーもありそうですが、1.5L勢はもはや戦意喪失です(笑)
今年は辛うじて私の記録が抜かれる事無く逃げ切れましたが、来年はさすがにもう無理そうですね…orz
こちらは白っちさんのスイフトスポーツ。
前回もまずまずの記録を出しておりますが、今回はいよいよスイフトスポーツの本領発揮!
かなりアグレッシヴに攻めている印象も受けましたが、気合が良い方向に働いた様ですね。
残念ながら33秒台には届かなかったものの、34秒フラットを記録して気分よく年末を迎えられそうです(笑)
スイフトスポーツでトップの黒っちさん譲りのエントリー名ですが、ラジアルの記録には0.5秒差まで迫っているので、来年は黒っちさんの記録を抜く33秒5を目標に頑張ってください♪
こちらは86のジャイアンさん。
今回は若手ドライバーの記録更新が目立ちますね。
おじさん達は伸び代が少なく既に現状維持となっている方も多いですが、若者の勢いは見習いたい。
いよいよ覚醒か、記録は34秒729と一気に上がって来ましたよ!
ギクシャクした動きもほとんど見られなくなってきたので、確実にレベルアップしている事が覗えます。
このペースの成長なら、来年には33秒台達成もあり得るかも??
もちろん、おじさんだって大幅な記録更新はありますよ!(笑)
こちらは、S660でエントリーのshyumarshallさん。
出足は好調でしたが、記録更新を目指してバケットシートやデフを装備してからも長い事記録が伸びず、いつも悔しい思いをしていましたが、今回は見事に目標を達成して35秒606を叩き出す!
遂にやりました!と大喜びでしたが、次回もこの走りの感触やイメージを忘れない様にしてリトライしましょう!
バケットシートで車の動きを感じながら、デフを上手く活かしてやればコーナーリングのスピードも更に上がると思いますよ♪
■参加車両紹介
■リザルト
今回はタイム更新を狙うには好都合な条件ながら、かなり寒い日だったのでドライバーのウォーミングアップも必要でしたね(笑)
計測の機会は、他にも少人数で集まる平日練習会を不定期で開催しておりますので、クヌギランナーのSNSやFacebookページも時々覗いてみてください!
尚、当日にお配りした参加賞は、イベント協賛の(有)木下部品様よりご提供頂いております。
また、じゃんけん大会の賞品はネオ紅蓮さんと古川さんから提供頂きました。
いつもありがとうございます。
協賛の(有)木下部品様は大分市内で自動車部品や用品・工具などの販売をしている会社です。
上記の社名のリンクからGoogleMapsで確認出来ますので、何か部品が入用な時や、近くを通り掛かった際は是非お立ち寄りください。
今年も多くの参加者のみなさんにイベントを盛り上げて頂き、ありがとうございました。
年末年始は事故も多くなる時季ですので、安全運転を心掛け、気を付けてお過ごしください。
それでは良いお年を!
来年もまた沢山のエントリーをお待ちしております。
■イベント協賛
(敬称略 順不同)
- 投稿タグ
- イベント, クヌギランナー2023