天気:晴れ
路面:ドライ
台数:28台
クヌギランナー20周年の節目となった昨年は、沢山のご参加ありがとうございました!
今年の第1戦は2月12日(日)に開催。
開催日の前後は雨や寒波の悪天候となっていましたが、当日は暖かく穏やかな天気となりました。
開幕からギリギリの28台まで受け入れての開催としましたが、今回はキャンセル待ちで参加枠から外れてしまった方も普段より多かったので、今後の開催数や1日イベントの頻度も検討が必要かもしれません。。。
さて、今回は初参加の方も多く、また、珍しい車やレース車両の他、現地でリアシートまで毟り取る気合の入った方までいて、なかなか見応えのある開幕戦となりました(笑)
ストイックにタイムを追及してエントリーされる方だけでなく、お子様連れで気軽にレジャー感覚で参加される方もいますし、参加車両もノーマルからチューンド、ファミリーカーからレース車両まで様々。
車の楽しみ方は人それぞれですので、興味はあるけど申し込む勇気がない…と躊躇っている方も、まずはタイムなんて気にせず気軽にエントリーしてくださいね♪
■2コーナーの先は…
まるで峠道の様に毎度コースの様子が異なったりするので、走り易い日もあれば走り難い日もありますが。。。
それはある意味、一本クヌギの魅力(笑)
今回はなんと、工事の都合で2コーナー奥のフェンスがなくなっていました!
これぞ一本クヌギの醍醐味!(危)
ご存知の通り、慣れてくると車速の乗る1コーナーから勢いよく加速して向かう2コーナーの到達速度は、中~上級者だと70~80km/hとなるので、普段でもミスするとちょっと怖い要注意ポイントですが、ただでさえエスケープゾーンが狭いのに、その先は崖となっています。。。
前回までは土手があり、その先にフェンスがあったので、車にダメージこそあっても止まるとは思いますが、今回は万が一があるとヤバそうです。
慣れている常連さんももちろんですが、コースに不慣れな方は無理をしない様にと注意喚起を行いました。
心理的にどの程度影響があるのか不明でしたが、実際に走ってみるとやや不安はあるものの、コース幅に影響があるわけではないので特に問題はないかな?と言った印象。
しかし、走行後の掃除時間に再確認してみると、3~4m?結構落差があってやっぱり怖い。
写真だと緩やかに見えるのですが、実際に見ると這い上がる程の急傾斜となっているので走る方はご注意ください。
参加者のみなさん、やっぱり気になりました?そうでもない?
■K-Sクラスのレコード更新!
各クラス、いずれも長い事レコードが更新されておりませんが、今回はなんとK-Sクラスのレコードが更新となっております!
K-Sクラス(Sタイヤの軽自動車)は過去のエントリーが1台のみと言う穴場ではありますが、そのタイムが34秒台前半となっていて、そもそも上級者でなければ更新は困難なクラス。
ようやく2台目のエントリーとなった、たきさんのアルトワークスが34秒181と言う33秒台目前の驚異的なタイムを叩き出してクラス最速となりました!
軽量ボディにターボでパワーもありますが、だからと言って簡単に出せるタイムではないので、これにはみんな驚きを隠しきれません。
他にもラジアルで好記録を叩き出している軽自動車も多いので、是非SタイヤでのアタックにもチャレンジしてK-Sクラスをもっと盛り上げてくださいね!
■またもレコード更新に届かず…
前回に引き続き、絶好調で好記録を叩き出すだるまんさんのS2000でしたが、今回もレコード更新には届かず。
一本目のアタックからいきなり32秒280と、自己ベストにかなり近いタイムを叩き出してきたので、今回はいよいよベスト更新、もしかするとコースレコードの更新もありえるか!?
しかし、2本目のアタックでも期待に応える事は出来ずに撃沈。。。
普段は上位争いに加わるサキガケさんはマシントラブルでタイムが奮わず、今回は独走状態のだるまんさんがぶっちぎりのタイムで1位となっております。
同じく32秒台を記録した車両がもう1台。
こちらはjigakiさんのアバルト・124スパイダーです。
32秒992と相当速いのですが、さすがに前半には届かずベスト更新には苦戦している様子。
しばらく大きな仕様変更なども見られないので、このままの仕様でどこまでいけるのか様子見でしょうか。
以前もコメントしましたが、バケットシートの装備や、Sタイヤに合わせたブレーキやスプリングレートの見直しが必要な領域に入っている気もしますね。
快適性や乗り心地などを考慮するとなかなか難しい部分もありますが。。。
こちらは初参加のなすのへたさんが乗るWRX。
初参加でいきなり33秒フラットと言う好記録を叩き出していますが、本人はいまいち納得出来ていない様で、2本目のアタックでは助手席やリアシート、リアウイングまで取り外して出走すると言う気合まで見せてくれました!
初参加でここまでやる方は初めてです(笑)
ハイパワーな車両で即席の軽量化によるメリットは、NAの軽自動車やコンパクトカーに比べると僅かだと思いますが、その僅かな可能性にも懸けると言う意気込みは素晴らしいですね!
ラインを気にされている方もいた様ですが、ハイパワー四駆では理に適っている”距離を削る”と言う走り方は、あれれ?クヌギランナーに何度も参加されている方なら他にも見た事がある人も多いのでは?
■ハチロク対決が見られるか!?…と思ったら
レビン・トレノでお馴染みのハチロクも、最近では街で見掛ける機会もほとんどなくなりましたが、まだまだ現役でバリバリ走り回っている車両も残っていますよ!
こちらは普段ビートでエントリーされている常連のニンジャイズムさんですが、こんな車も持ってたの!?
今回はレース仕様のトレノで出走です!
受付時に「2Lエンジンです!」と申告があったので、一体何が載っているのか。。。
ハチロクはオリジナルの4AGや以降のモデルからの流用に限らず、ロータリーエンジンやら何やらとスワップメニューが豊富な印象ですが、やたらと高回転まで回るエンジン、どこか聞き覚えのある音。
なんと、ホンダ・S2000のF20Cが載っている様で、期待通り速いですよ(笑)
レース仕様のためか、タイヤが温まり難い様で少々扱い難そうな動きは見られましたが、34秒前半を記録しました!
こちらはレビンでエントリーのうーたんさん。
昨年末は寒波の直撃を受け、雪の影響で大遅刻となってしまいましたが、今回は良い天気で開始時刻に間に合いました(笑)
ハチロクが2台も揃う事などめったにないので、ニンジャイズムさんのトレノは良いライバルとなりそうですね!…と思ったら、相手はまさかのホンダ製だったため参考タイムがいまいちよくわからないまま。。。
記録は36秒フラットと、35秒台も目前の好記録となっているので、徐々に慣れてどこまで伸ばせるか注目です!
一緒に参加したかずみさんのロードスターも、今回で恐らくサーキット走行は2回目?
前回の吹雪の中の走行に比べると視界も良好で随分走り易かったと思います。
まだまだ不慣れな印象は拭えませんが、少しずつスピードには慣れてきたのか、前回よりアクセルを踏み込んでいる様で、ハーフスピンをする場面も見られました。
焦らずのんびりいきましょう♪
■初参加のメンバー紹介
今回も初参加の方がいますのでご紹介しましょう。
こちらはスープラでエントリーのtakeshiさん。
さすがに旧車となりますが、大径で現代風のホイールデザインとのマッチングも良くカッコイイですね!
最近でもやれた車両は時々見掛けますが、ピカピカでコンディション良好。
NAですがタイムは34秒半を記録しており、見掛けのコンディションのみならず仕上がりも良さそうです。
大きめの車なので、一本クヌギも例に漏れずミニサーキットではやや競争率の低い車種となりますが、現状の車種別ランキングで初参加からいきなりの1位となっております!
こちらはロードスターでエントリーのなぎさん。
ちょっと音が大きいのが気になりますが。。。(笑)
前期型の1.8Lですが、こだわりのカスタムで前期カラーのまま後期ルックに深リム引っ張りタイヤと言うやんちゃな仕様は良いですね!
タイムの方は37秒フラットと、初参加としてはまずまずの記録となっており、少し慣れればすぐに36秒台も難なくクリアしそうな印象です。
こちらは珍しい車種ですが、シボレー・HHRでエントリーのゆうさん。
お子様連れで、タイムアタックまで思いっきり楽しんでおられました!
“一応”コンパクトカーに分類される様ですが、2.4Lとなっているのでそれなりの排気量ですし、車も国産コンパクトに比べると随分大きく見えます(笑)
エレガントな見た目に反して、パワフルで豪快な走りは見ていて面白いですよ♪
初参加のみなさん、ありがとうございました!
また遊びに来てくださいね!
■有益情報…か?
こちらは、よこ熊さんのミラジーノ。
オープンデフのFFですが、36秒台と結構速いタイムを記録していますよね。
その速さの秘密なのか!?
なんと、195幅のタイヤが履けちゃうそうですよ!
195…って、私のロードスターと変わらないですからね(汗)
グリップするのはメリットですが、過剰だと走り難くなったり、重心の高い車では横転リスクが増したりと、車種によってはデメリットの方が大きくなる恐れもありますが、軽自動車に195なんて幅のタイヤが使えると、このクラスの可能性が広がりませんか?(笑)
同車種はもちろん、ベースとなるミラやライバル車種のアルトなど、もしかするとホイールのサイズ選択を工夫すれば太めのタイヤが履けちゃうかも??
興味のある方は、次回お会いした際に車をじっくり見せてもらうと良いかも。
クヌギランナーはタイヤサイズに関するレギュレーション縛りはないので、軽自動車に295でも歓迎します(笑)
■参加車両紹介
■リザルト
開幕戦から沢山のご参加ありがとうございました!
キャンセル待ちで参加出来なかった方も多かったのが残念ですが、是非またの機会によろしくお願いします。
計測の機会は、他にも少人数で集まる平日練習会を不定期で開催しておりますので、クヌギランナーのSNSやFacebookページも時々覗いてみてください!
尚、当日にお配りした参加賞は、イベント協賛の(有)木下部品様よりご提供頂いております。
今回は他にも、じゃんけん大会の賞品にヨコハマタイヤのロゴ入りブルゾンまでありがとうございました!
(有)木下部品様は大分市内で自動車部品や用品・工具などの販売をしている会社です。
上記の社名のリンクからGoogleMapsで確認出来ますので、何か部品が入用な時や、近くを通り掛かった際は是非お立ち寄りください。
次回は4月中旬を予定しておりますので、開催日が決まったらお知らせします。
また沢山のご参加お待ちしております!
■イベント協賛
(敬称略 順不同)
- 投稿タグ
- イベント, クヌギランナー2023